今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第4章 インテリアデザイン・プレゼンテーション編 > 14


◆クライアントには考えさせるな!選択してもらうこと! 2



実はこんなケースの時は、次回のプレゼもうまくいかないケースが、多いものです。

なぜかっていうと、クライアントに


“ 迷 い ”


が出てきて、いろいろ考えてしまうから。

最初にプレゼする直前までは、クライアントの考えていることは、


「どんなプランが出てくるのだろう?」


これしかありません。

クライアントは具体的にプランが出てこなければ、考えようもありません。
プランが出てきて初めて、判断できるし、いろいろ具体的な要望も出てくるわけです。

ここで大切なのは、


クライアントを迷わせない事。余計なことを考えさせない事。


これが大切です。

たとえ、あなたのデザインが非の打ちどころのない、すばらしいデザインでも、
プランが1つだけだと、必ずクライアントの頭をよぎる事があります。

なんだと思います?

それは、


「このプランもなかなかいいけれど、他にも、いいプランがあるかもしれない。」
「出来れば、他のプランもみてみたい。」


あなたが、もし、クライアントだったら、こう思いませんか?

わたしが、もし、クライアントだったら、必ずこう思います。

他のプランと、比較してみたくなるのが人情です。プランが1つだけでは、
比較のしようがありません。

だから、別のプランを作って、


2つのプランを同時にプレゼするのです。


他のプランと比較する事によって、改めてプランの良し悪しを、ハッキリ判断できまし、
決断も出来ます。

そうは言っても、プレゼのための準備は、時間もかかるし、たいへんな作業です。
わたし、これ、よ〜くわかります。




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クライアントには考えさせるな企画型のプレゼンテーション

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