今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第3章 インテリアデザイン・プランニング編 > 19


◆4つの「〜になったつもり」その3・・・3



自分の好みでチョイスして、その場でコーヒーをオーダーメイド出来ますし、
天気のいい日はテラスで、リラックスしてコーヒーを楽しめます。
ちょっぴり、リッチな気分にもなれます。

コーヒーを飲む、ただそれだけのために、スターバックスに入るわけではありませんね。
そこで、リラックスしたり、考え事をしたり、あるいは友人と、
会話を楽しむための空間を求めているのです。


「それなら、今までのコーヒーショップも同じじゃない。」

そんな反論もあるかもしれません。

しかし、両方を見比べると、どうですか?

あきらかに違いがあります。


来店客の求める空間や時間を、
すごく意識したインテリアデザインになっています。


そして、何度も足を運びたいと思えるような、デザインになっています。

つまりスターバックスは、いままでのコーヒーショップになかった、
新しい“ライフスタイル”を提供しているのです。
そして、お店の方向性を決めるコンセプトが、非常に明確なわけです。

わたしは、スターバックスを1度利用してからは、あまり、他のコーヒーショップで
コーヒーを飲む気になれません。コーヒーを飲む時は、どうしてもスターバックスに足が
向いてしまいます。もう完全なリピート客です。


このように、インテリアデザインだけでも十分お客様の心を掴んで、何度も足を
運んでもらえるような、お店を作る事は可能なのです。

この“体験”と“ライフスタイル”というキーワードを元にして、改めてデザインを
考えてみてはどうでしょう。


ワクワク、ドキドキするような空間・インテリア→体験

いつまでいても、飽きないような空間・インテリア→体験

生活に潤いを与えてくれる空間・インテリア→ライフスタイル

とてもリラックスできる空間・インテリア→ライフスタイル



こんな空間を、頭の中でイメージしながらデザインを進めると、
きっと、いいインテリアデザインが出来るのではないでしょうか。

別に難しく考える必要はありません。あなた自信が、何度も行ってみたいと思える空間を、
このキーワードを元にして、考えてみればいいのです。

もちろん、インテリアデザインが全てこのキーワードに、あてはまらないでしょうが、
非常に参考になるはずです。




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コンセプトについて〜になったつもり・その1その2その3その4忘却メモ

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