今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第3章 インテリアデザイン・プランニング編 > 17


◆4つの「〜になったつもり」その3・・・1



いくら、あなたが苦労してデザインしたお店でも、お客様が来てくれなかったら、
意味がありません。クライアントも出店する価値がありません。

予算をかけて、いいデザインにしても、お客様が来店してくれて、
初めて売り上げも出るし、あなたがデザインした意味がでてきます。


そこで、「〜になったつもり」その3は

「あなたがお店を訪れるお客様になったつもり」です。

これは言い換えてみると、

「あなたが、行ってみたいと思えるのは、どんなお店なのか。」

こんな問いかけになります。


では、改めて、あなたにお聞きしましょう。

あなたが、仲の良い友人や恋人、家族といってみたくなるお店は、どんなお店ですか?

レストランなら、料理がおいしくて、みんなで楽しく食事できるお店。
それとも素敵なインテリアで、落ち着いた気分を味わえるお店。

ショッピングをするなら、たくさんの商品が陳列されていて、
その中から一番気に入ったバッグやアクセサリーを選べるアウトレットモール。
あるいは銀座や原宿にあるリッチな気分で買い物できる海外のブランド店。

などなど。

あなたが行ってみたいなあと、思えるお店は、必ず何かあなたを、
ひきつけるものがあるはずです。

なんの魅力もないお店には、行くはずがありませんね。ましてや、友人や恋人、家族と
一緒に出かける時はなおさらです。

実は「お客様になったつもり」でデザインを考える時


“体験”  “ライフスタイル”


という2つのキーワードがあるのです。


まず、“体験”についての代表的な例が、あなたもよくご存知のディズニーランド。

子供から大人まで楽しめて、1日いても全然飽きる事がありません。
毎年毎年、入場者が増えていて、何度も訪れるリピート客が何人もいるそうです。

わたしの友人でも

「ディズニーランドへはもう3回、ディズニーシーには2回行っているの。
年末には、もう一度わたしの田舎の友人と、ディズニーランドに行く予定よ。」

なっていう、ディズニーランド大好き人間がいます。
(もしかして、あなたもその一人?)

「よくまあ、5回も6回も行く気になれるもんだ。」と、

わたしは、あきれて聞いていますが、では何故、こんなにもディズニーランドは私達を、
ひきつけるのでしょうか?




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コンセプトについて〜になったつもり・その1その2|その3|その4忘却メモ

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