今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第3章 インテリアデザイン・プランニング編 > 8


◆クライアントは神様? 3



ですが、“いいデザイン”にするためには、


デザイナーの意見をはっきりクライアントに伝えることは必要なのです。


あくまでも、“いいデザイン”のお店にするための意見であれば、
決して、デザイナーのごうまんでも、デザイナーのわがままでもありません。

確かに、初めはクライアントのとの間で、信頼関係という問題もあるでしょうし、
なかなかデザイナーの意見や主張を、受け入れてもらえないかもしれません。

ですが、初めからクライアントとの間に信頼関係があるわけではありません。
1つ1つの積み重ねが、信頼関係につながっていくのです。


それに、最初からクライアントの、いいなりでは本当の信頼関係を築けるでしょうか?

中には、あなたの意見、主張を、あからさまに、いやな顔で聞かれるクライアントも
おられるかもしれません。

でも、考えてみてください。

あなたの目的は“いいデザイン”を作る事です。

この事を常に頭に置きながら、クライアントと話し合ってみてはどうでしょう。
あなたの思いをストレートに伝えてみてはどうでしょう。

こんな態度でクライアントに誠実に接すれば、思いは通じるものです。
クライアントだって、人間です。“いいデザイン”を求めているのです。

だから、勘違いしないで下さいね。


クライアントは、けっして神様ではありません。

クライアントはデザインする時の最大の協力者です。       
         (だって、デザインするのはクライアントのためなんですから。)


そして、クライアントに対する、誠実な対応や姿勢を決して忘れてはいけません。
クライアントがおられなければ、あなたのデザインは実現しないのです。

しかし、ただのイエスマンになっては、“いいデザイン”を作る事は出来ません。

デザインする時は、クライアントの要望を、出来るか、出来ないかを“よく聞き分けて
判断”する事が必要なのです。




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第3章→  クライアントの要望施工現場のチェックプラスからマイナスに考えるクライアントは神様?
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