今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第4章 インテリアデザイン・プレゼンテーション編 > 5


◆店舗作りが初めてのクライアント 3



最初に、こんなコンセプトを考えておいて、これを下地にしてクライアントと
何度か打ち合わせを重ねて、コンセプトを固めてください。

クライアントがそれまで、たくさんのお客さんに来てほしい、いいデザインのお店にしたい。
そんな、あいまいなイメージから、具体的に店舗の要望が出てくるはずです。

その要望を検討していけば、店舗のイメージを、明確に頭の中にイメージして
判断できるようになるはずです。

このタイプのクライアントに対しては、予算にしてもデザインにしても必ず、
不安を解決しながら進めることが大切です。
これ抜きでは、決してクライアントとの良い関係は出来ません。

その他、予算、デザイン以外にも、いろいろな疑問や不安の問いかけがあるはずです。
きっと、ごくごく、初歩的な質問もたくさんあることでしょう。


「えっ、そんな事も知らないの。」


なんて、思うかもしれません。

そんな時は、あなたがデザインを始めた頃に立ち戻って、わかりやすい言葉で、
クライアントに説明してください。

クライアントには、専門用語で話してもわかりません。むしろ逆効果です。
わからない言葉一つでも不安になります。


少々回りくどいようでも、誰が聞いてもわかる簡単な言葉で、理解してもらえるまで
説明するように心がけましょう。

ほら、あなたも最初に、この業界の専門用語を初めて聞いた時は、戸惑ったはずです。
話の内容が良くわからなくて、困った時もあったはずです。

それと同じです。
説明の仕方、一つでクライアントの受け取る印象も違ってきます。

クライアントの質問に1つ1つ、わかりやすく、親切に答えていく事によって、
クライアントは少しずつ不安が解消され安心します。
そして、信頼関係が生まれてきます。

あなたが、このようにイニシアチブを持って、リード役になれば
プレゼも必ずうまくいくものです。




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