今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第1章 インテリアデザイン・アイデア発想編 > 16


◆こまぎれ時間をうまく活用しよう 3



でも勘違いしないでくださいね。

この人達はみんな、常日頃、デザインのことを考えているから、こんな事が起きるんです。
何もしないで、ただ、頭に浮かんでくるのを待っているわけではありません。


全て、毎日の積み重ねの結果です。


仕事の納期が、せっぱつまって、
超多忙のときは別ですが、それ以外のときは、数十分の時間は作れるはずです。

例えば、図面を長時間かいて、疲れが出てきた時や、予定していたスケジュールが、
突然変更になり、スケジュールに穴があいてしまった時。

あるいは、ミーティングが、ずいぶん早く終わった時など。
少し気をつけていれば、意外に、こまぎれ時間ってありませんか。

こんな時は、インテリアデザインを考えるのに、とても都合のいい時間です。決して、
まとまった時間でなくてもいいのです。

日頃、気をつけていれば見つけ出せる、ちょっとした時間は必ずあるものです。
こんな、こまぎれ時間を有効に活用しましょう。



ここで、ちょっとした、ご忠告があります。(ここの部分は、気楽に読んで下さい。)

それは、あんまり集中しすぎると、危険なことに会うということ。
あれこれデザインの事を思い巡らしていると、思わぬ事故にあう可能性があります。

わたしは、よく街中を散歩しているとき、デザインを考えるんですが、
これが、ほんとに危ない。

ある時、道端の電信柱に、まともに正面衝突したことがあります。
普通に歩いていてですよ。

いろいろデザインの事を考えていて、目の前に電信柱があるのに、
全然気がつかなかったのです。普通は気付きそうなものですよね。

そのおかげで、おでこに大きなタンコブのプレゼントをもらってしまいました。
(自分でも、笑ちゃいましたけど。)

またある時は、横断歩道を歩いていて、信号が赤になったのに、全然気付かず
信号無視で自動車に引かれそうになったことが、2度ほどあります。

クラクションが、何度も鳴って初めて気が付いたのです。ほんと、冷や汗ものでした。

電車に乗っている時は、こんな事も無いので安心ですが、歩きながらデザインの事を
考える時は、十分まわりをご注意下さい。

これは、失礼。かなり、脇道にそれてしまいました。
では、本題にもどります。




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