今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第1章 インテリアデザイン・アイデア発想編 > 11


◆アイデアの組み合わせ 1



ここまではアイデアスケッチと、アイデアのアレンジ発想法についてお話してきましたが、
それでも、なかなか、アイデアが浮かばない時は必ずあります。

では、一体こんな時はどうすればいいのでしょうか?

こんな時は、まず、あなたが今まで書きとめたスケッチを、見返すことから始めてください。
ペラペラめくりながらでも、かまいません。
そうすると、以前に書いたスケッチが別のアイデアを、連想させてくれる事がよくあります。

特にずいぶん以前に書いて、すっかり忘れているスケッチが、いろいろヒントになる事が
多いものです。

実は、このアイデアスケッチは、アイデアのアレンジだけでなく、別の新しいアイデアを
生み出すネタ帳にもなります。



その1つの方法が、アイデアの組み合わせです。


それでは、あなたのノートと、カッターナイフを用意してください。


「カッターナイフ?」


そうです。ノートの背表紙をカッターで切って、ノートを一枚一枚バラバラにしてください。


「せっかくのノートなのに、なんで?」


とかいわないで、思いっきりよくカットしてください。思いっきりよく。
さあ、バラバラになりましたか?

それでは、次にその中から、ランダムに何枚か選んで、机の上に並べてみてください。
6枚でも、7枚でも、何枚でもかまいません。

そしたら、その中の2枚を選んで、そこにあるアイデアを、パズルのように
組み合わせてみるのです。

そう。おもちゃの積み木のように、形を組み合わせて、遊んでみてください。

あるいは、書かれたアイデアを、頭の中で小さなパーツに細かく分けて、
そのバラバラになったパーツを、もう一度、別の組み合わせで考えてみてください。
そして、これをスケッチしておくのです。

つまり、ジグソーパズルの1つのチップを、別の組み合わせができないか
考えてみるのです。

実際のパズルでは、そんな事したら、パズルが完成しませんがアイデアを
考える場合は、そんな事こだわる必要ありません。
違ったパーツの組み合わせで、別のアイデアを作るのが目的です。


(このように、他のアイデアの要素を組み合わせるのが、
この章のアレンジ発想法と違うところです。)




→ 次へ

インテリアデザイン講座
HOME
インテリアデザイン講座目次
 第1章 目次
 第2章 目次
 第3章 目次
 第4章 目次
 第5章 目次


第1章→  アイデアが浮かんだら即スケッチアレンジ発想法常識にとらわれない|アイデアの組合せ
こまぎれ時間を活用しようある時、突然のヒラメキ

インテリアデザイン講座目次序章第1章第2章第3章第4章第5章あとがき
HOME作品紹介リンクについてサイトマップこのサイトについて

−Copyrights(c)2011 インテリアデザイン講座 All Rights Reserved−