今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第1章 インテリアデザイン・アイデア発想編 > 10


◆常識にとらわれない 4



ひらめきというと、何か雲をつかむような話だと思うかもしれませんが、
そんな事はありません。この能力はどんな人にも備わっているのです。
これほんとうです。

今まで、あまり使っていなかった、発想のための神経細胞を、
ひんぱんに使う事によって、活性化され、アイデアが浮かびやすくなるのです。

これは、人間の脳についての研究でも実証ずみです。
(脳の研究の本を、何冊も読みましたが、結構おもしろいものです。
ここでは、脇道にそれてしまいますので、省略します。)

わたしは、これを、一人でかってに


“ アイデア発想の回路作り ”


と呼んでいます。

今まで、あんまり使っていなかった、発想のための神経細胞を、
ひんぱんに使うことによって、そこが活性化して、アイデアが出てくるようになるのです。


このことは、インテリアデザイナーだけでなく、他の職業についている人、
特にクリエイティブな仕事についている人に多いのです。

そう、例えば作曲家。
作曲家の先生は曲を作るために、いきなりピアノの前に座り、

「さあ、今から作曲するぞ!」

なんて事は、ほとんどないのです。(もし、そうならどんなに便利なことか。)
ふだんは、いろいろな音楽を聞いたり、曲の構想を練ったりしているのですが、
実は曲のフレーズの“ひらめき”を待っているのです。

この、ひらめきが無いと、曲作りはなかなか進みませんし、いい曲も出来ないようです。
ピアノの前に座って、実際に曲を作り始めるのは、ひらめきがあってからなのです。

まったく、発想の回路作りと同じなんです。
ジャンルこそ違え、新しいものをクリエイトする時はこの“ひらめき”がなくては
ならないものです。


アイデアの発想も、毎日続けることによって、

“ひらめき”

が、備わってきます。

そして、“ひらめき”やすくなります。

要は、あきらめずに続けられるかどうかです。


あきらめずに2〜3週間続けてみて下さい。
最初は目にみえて、その効果が現れないかもしれません。しかし、あきらめずに
続けていれば、少しずつではありますが、確実にあなたの中の変化に気付くはずです。


こんな、わたしにも出来るのですから、あなたに出来ないことはありませんから。

(ちなみに、わたしの学生時代の成績は、中程度の下。
ならいいのですが・・・・・・もっと下のレベル)

自信をもってくださいね。




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