今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第2章 インテリアデザイン・アイデア貯蓄編 > 5


◆1つ自分の得意ジャンルをもとう 3



デザインをミックスする場合は、


必ず一方が、あなたの得意なジャンルであることです。


両方とも、あまり得意でないジャンルの場合は、避けるべきです。

そうでないと、収拾がつかなくなる可能性が大きいのです。迷いだすと、
自分で考えたデザインなのに、アンバランスで、まとまりがつかなくなってしまう。
大失敗してしまいます。

考えれば考えるほど、深みにはまって、気がついたときは、
世にも不思議なデザイン?が、出来あがってしまいます。

最初から、デザインのやり直しが必要になってきます。これ、わたしの実体験だから、
間違いありません。

必ず、片方はあなたの得意ジャンルである事。何かしら、しっかりしたベースが無いと、
デザインをまとめるのに苦労します。

片方が得意ジャンルなら、こんなことにはなりません。



実はこれ、創作料理ってありますが、それと似たところがあるんです。

創作料理を作る料理人は、必ず以前、板前の修業をしていたり、レストランできちんと
下積みの経験のある人がほとんど。つまり、きちんとした料理の基礎がある人です。

だから、出される料理にも味わいがあります。おいしいものが出てきます。
ちょっと変わった味でも、それが新鮮に感じられて、とてもおいしくいただける。

うまくいけば、評判をよんで多くのお客様が、そこのお店の
リピーターになることだってあります。


ところが、なんの下地もなく、いきなり、創作料理を始めたお店で、
出される料理はというと、どうでしょうか?

なんとなく、想像できますね。

そこそこの味かもしれませんが、一度食べただけで十分。
もう一度、行ってみようと思わないのが、ほとんどのケースではないのでしょうか。
最初は物珍しさで、お客様が集まるかもしれませんが長続きするかどうか疑問です。

きちんとした料理の基礎がないと、お客さんにも自然とわかってしまう。
物珍しいだけで終わってしまうことがよくあるようです。

ちょっと変わったお店で、興味をそそるけど、お客さんが何度も、足を運んでくれるような
デザインでないと失敗です。

一度で、飽きられてしまう、デザインのお店になってしまう。
最初は繁盛するかもしれませんが、その後は、お客さんがパッタリこない
お店になってしまう。


ミックスデザインも、まったく、これと同じことが言えます。つまり、きちんとしたベースが
あれば、それをいろいろと変化させても、ピントはずれなデザインには
ならないという事です。

1つの得意ジャンルがあって、

・ 得意ジャンル+北欧のデザイン
・ 得意ジャンル+アメリカンポップのデザイン
・ 得意ジャンル+アジア調のデザイン
・ 得意ジャンル+○○○○のデザイン
・ 得意ジャンル+××××××のデザイン


このように、いろんなミックスデザインを新しく考えれば、ちょっと変わったデザインも
可能になります。先のアイデアの組み合わせ、アレンジ発想法と合わせて
使ってみると、もっと多くのデザインが生まれてきます。

あなたも誰にも負けないような、得意ジャンルを1つ持っていたら、
一度チャレンジしてみてください。

最初は少々戸惑うかもしれませんが、一度やってみるとそのおもしろさがわかります。
きっと、あなただけのおもしろいデザインが出来ることでしょう。

自分の得意ジャンルを1つ作ってしまえば、
たくさんのデザインの貯金をしたのと同じことです。


いろんなインテリアデザインに応用できるはずです。そして、あなたのデザインの幅が
広くなることは間違いありません。




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